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2011年11月30日水曜日

☆インフルエンザ予防注射☆

きっかけは院長の鶴の一声

『健太君にインフルエンザの予防注射をさせてやって』


この突然の提案を受け 
翌日の医局の朝会で先生方にアナウンス


『えー・・・』

なんて怖がる人も出てくるかと思いましたが 意外にも

『良いアイデアだね』

健太Drの注射手技の向上を第一義に
医局全体が積極的にその提案を受け取ってくれました☆



この先生方の姿勢に喚起され
医局事務も進んで片腕を健太Drに差し出した結果・・




アナウンスをした11月中旬から
本日現在で約10名強の実施数!!
今後更に実施数は増加していく予定ですっ


今回の企画で改めて 院長を始め
医局全体が研修医を育てている雰囲気を
まじまじと感じる事が出来ました♪


下に載せた写真は 本日の生贄!?

医局事務次長の予防注射の写真で
本日のBlogの終了とさせていただきます ^ ^





2011年11月29日火曜日

ランチョンセミナー



      あまり up こそしていませんでしたが・・・
  内科研修~外科・整形外科研修にローテートした現在も
 ↑  このようにランチョンセミナーは積極的に行っています!


今日はその様子を久しぶりにご紹介♪


本日の講師は!!
北九州市にあります健和会大手町病院で
整形外科医を務める 吉野Dr


「関節リウマチのマネージメント Ⅲ」

というテーマで講義を行っていただきました




吉野Drは 当院の整形回診に隔週で参加される為
毎月2回ほど当院に来院していただいてます


当院研修管理委員会事務局では
そのような折角の機会を利用し 吉野Drにランチョンセミナーの依頼!!

突然のお願いにも関わらず 
研修医のスキルアップに貢献出来るならと 快く承諾していただきました☆



吉野Drの講義は本日で3回目

第1回 → 関節リウマチの診断
第2回 → 関節リウマチの治療

以上のような内容で進んできた当セミナー



今回最終回であるセミナーでは

“関節リウマチの評価と管理”

この点について講義していただきました



関節リウマチの治療目標である 寛解
そしてこれを判断する上で必要となる疾患活動性の評価基準 DAS28 





リウマチの治療に於ける最新の情報も混じえた講義は
健太Drにとって新鮮で 真剣にその講義内容をメモしていました




一方 講師を務める吉野Drは
健太Drのそんな真剣な態度に応えるように


始めこそ・・




この様に腰を降ろしていましたが 徐々に講義に熱が入ってくると・・・








このような状態に☆




講義後は
整形回診の開始まで時間いっぱい講義についての質疑応答


「今のリウマチの治療は
 昔と違って 最初に効果の強い薬を投与して徐々に弱めていくんですね」


この講義で健太Drは
新しい知識をしっかりと獲得することが出来たようでした!!





関節リウマチのランチョンセミナーは今日で終了ですが
今後も各科の先生に協力してもらいながら
多くのセミナーを開催予定です!


またup した際はぜひご覧下さい♪





・・・因みに余談にはなりますが 講義終了後
私と健太Drは吉野Drが使用しているipadを羨ましそうに眺めていました ^ ^

2011年11月28日月曜日

症例カンファレンス

ほんのつい先頃っ

毎月一度の症例カンファレンスを行いました!

症例カンファレンスとは
毎月第4月曜日に行っている当院定例のカンファレンスっ

当院医局の医師達が 
症例を通じて、診療・学会・そして学習を通じて得た知識を発表する事により
診療科の垣根なく 医局員全体の知識を向上させることを目的としています☆


・・・・ですが
今回は上述した趣旨とはちょっとズレた内容で開催!



12月3日(土)に博多で行われる
「福岡・佐賀民医連研修医学術交流会」

これに健太Drが症例発表で参加する為、
今回はその事前の予演会という形で開催いたしました♪


テーマは 「めまいの鑑別」

多くの上級医の前に緊張の様子でしたが
いざ発表する時には
パワーポイントを使ってしっかりとプレゼンテーション出来ました!

指導医を横に 発表する健太Dr

一通りプレゼンを健太Drが終えると
横にいた指導医が

「何かご質問・ご意見等ございますか?」

参加している医師達に声をかけました



・・・すると 最初は沈黙していたカンファレンスルームですが
整形外科の指導医がポツリと



「最初のスライドと結後のスライドが矛盾していない?」



するとそれがキッカケになり 
その後は意見がバンバンと飛び交いました


「この既往歴は現病歴に入れた方がいいよ」



「この生活歴の情報は必要ない」


「薬歴の紹介は薬品名じゃなくて一般名で」

アドバイスをする院長

「HbA1cの値も検査結果に追加した方がいい」



などなど その後も意見はどんどんと止まず出てきました



とはいえ 健太Drも自分の考えを説明し 
理解を求めますが・・・

説明する健太Dr


やはり参加していた医師達をうならせる見解とは至りませんでした


さらに 自らのこれまでの経験から
見やすいスライドづくりのアドバイスもあり
「みんなで研修医を育てていってるんだなぁ」
と言う実感が参加した私にも伝わってきました



結果的にはスライドは大幅な修正を要するとの判断

カンファレンスを終えた健太Drは
あまりの訂正の多さにちょっと自信喪失の様子・・・



しかし
12月3日の発表は他院の医師も参加しての交流会!
健太Drの症例発表 = 当院の臨床研修のレベルと評価されても過言ではなく

また
健太Drにしっかりとした症例発表を行って欲しいという
先輩医師達の想いがあの熱のある発言を生み出したということを説明しました



今回指摘された部分は明後日の水曜日までに改善し
再度プレゼンしますと
自宅に帰る前には前向きに捉えてくれました!!


以上 
そんな本日の症例カンファレンスでしたー ^ ^

2011年11月18日金曜日

Dr.Barnett 米の山病院招聘!! 【FD企画&送別会の巻】

遂にDr.Barnett招聘編も今日で最終話!!

初日に行なわれた
全職員を対象としたFD企画!
そして
盛大に催した送別会の様子をご報告致します!!


FD企画では
『高齢者に好かれる病院とは?』
というテーマで講演していただきました★

実はこのテーマ 
これは 新病院建設にあたり
ぜひ先生の意見を参考にしたかったという意図から
当院の強い要望でおねがいしたものです


17:30からの講演で 勤務時間外での講演でしたが
テーマに興味を持った職員がドシドシと押し寄せてきましたっ


Dr.Barnettは冒頭

『私は、建築家でも 病院の管理者でもない。
 まして、高齢者でもない (つもり) だから、このテーマは難しかった』

などと冗談を混じえ 
ユーモラスに講演を行ってくれました♪




先生自身も仰っていましたが 住んでいる国が異なると 
デザインや設計ひとつとっても 視点が大きく違うなと感じました

例えば 病室
欧米では大柄の方が日本よりも多いので
天井の高さに特に気を配っているなど 
文化が異なっていてとても面白い講演でした




しかし やはり重要とするべきは
『患者さんにとって快適な病院づくり』
これは世界共通の視点です

先生は沢山の写真のスライドを通して
・バリアフリー
・ユニバーサルデザイン
といった 先駆的な多くのアイデアを私達に教授してくれました


その中でも Dr.Barnettのスライドで一番印象に残ったのは
天井のライトを写した写真でした




『病院で寝たきりの患者さんは このライトをずっと眺めています
 あなたはこの天井を見てどう思いますか?
 例えばこの天井にお花の絵を描くと、少しは違うと思いませんか?』


先生は単に
機能性のある病院作りだけを私達に教えるわけではなく
こういった デザインを通してのQOLの向上についても
しっかりと教えて下さいました





因みにFD企画後は歓迎会を催しました☆

歓迎会では参加者は医局員だけに留まらず
FD企画に参加し Dr.Barnettと交流したいと感じた職員も!

また 今回流暢な通訳を行なってくれた医療通訳士と
丁寧な仲介を行なって下さった
(株)インターグループの職員の方にも参加していただきました♪






この翌日からは

■研修医カンファレンス
■BBQ & Pizza
■山登り

【詳しくはこちら】→ http://kome-resi.blogspot.com/2011/11/drbarnett.html


等々 当院が企画した ハードスケジュール?セッションを見事こなし
最終日(14日)を迎えることとなりました


この日は19:30から送別会予定だったのですが
送別会前に企画していた医師向けFD企画が予想以上に盛り上がってしまい
白熱の議論の結果 結局開始は20時~になりました


送別会には医局員はもとより
臨床検査技師 看護師 事務職員など
Dr.Barnettと交流を希望する21名の参加者で開催しました♪




そしてこの参加者の中には
なんとこの人!!


鹿児島の病院で研修中の田渕Drも
今回鹿児島から呼んで参加してもらいました!!


こんな盛大な送別会

大のお酒好きの先生は
ビールをガブガブ・・

新入看護師がビールを注ぐと
先生も嬉しそうにグラスを差し出し 交流していました





送別会がとても楽しかったのか
終盤にさしかかると Dr.Barnettから
『写真を撮りましょう♪』
との提案がありました!

その為
最後は皆で写真を撮り 楽しく閉会♪

送別会後Dr.Barnettは 参加した皆に

See you next year 

この言葉を残して 翌日大牟田を後にしました!!


2011年11月17日木曜日

Dr.Barnett 米の山病院招聘!! 【ヒロシDr感想の巻】

前回のBlogで
『2話立て』
とご紹介させていただきましたが

ヒロシDr が今回の招聘の感想をカキコしたいということなので
公約違反にはなりますが・・
『3話立て』
に変更させていただきますっ

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研修4年目のヒロシです。
Dr.Barnettの招聘が終わり
ようやく一息ついているところです。
英語が得意ではないので毎年プレゼンの準備に苦労していますが、
今年は思わぬ助っ人やG先生がいたのでとても助かりました。
今年のプレゼンでは

「軽度の認知症の患者さんへ末期癌の告知をするか」

をテーマに提示させていただきました。

自身の病状を理解できるかどうか微妙な患者さんに

真実を伝えるべきか…
患者さんの意思をどう確認するか…
伝えたら悲観して自棄的になるのではないか…

家族と意向を話し合うのはもちろんですが、
患者の知る権利や治療のために告知をするか指導医と悩みました。

緩和ケア等の一定の方向性はあるとは思いますが、
そこに至るまでの患者・家族関係の構築には
医師のコミュニケーション能力、ケースバイケースでの応用力が
問われるかなと思いました。

非常に繊細な問題ではありますが、
超高齢化を抱える大牟田市では避けて通れない課題です。


米の山関連の若手の研修医が勢ぞろいしたそうなので、
他の先生方にも考える機会になれば幸いです。


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ヒロシDrのカンファレンス風景 ①

ヒロシDrのカンファレンス風景 ②

















Dr.Barnettとのカンファレンスを通して
きっとその課題に対し 何かしら得るものがあったようです


ヒロシDrのカンファレンスでは
写真にも掲載しているように 看護学校の学生さんも参加されました☆
この学生さん 医療に強い興味のある方で
今回私の方に参加の申し込みがあり 参加の運びとなりました!


ここからは余談ですが
この学生さん 実はTOEICハイスコアで英語がとても流暢だったんです!!

カンファレンスの途中では通訳を行ってもらう場面もあり
この学生さんの参加は 当院としても非常に助かりました♪



次回は最終話!!
FD企画と送別会の様子をupしますので
ぜひお楽しみに~

2011年11月15日火曜日

Dr.Barnett招聘【研修医カンファレンス&登山編】

皆さま お久しぶりです

以前よりアナウンスしておりました Dr.Barnett 招聘

昨夜当院での全てのスケジュールを終えた先生は
今朝10時30分頃 電車で福岡市の別の病院へと向かいました


今回はその
先週の金曜日から昨日までの当院での招聘内容を
2話に分けてご紹介させていただきます☆

さて まず第1話は表題の通り 研修医カンファレンス&山登りについて!
健太Drが紹介しますっ


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こんにちは研修医Gです!
先週末から昨日にかけて米国からDr.バーネットが来日!
私たち研修医に対して講義をしていただきました!

Dr.バーネットとのカンファレンスはもちろん英語!
患者さんの病歴を英訳する(つまり英作文)作業に追われること2週間、
(その間レジデントはうつろな目をしながらパソコンに向かっていた・・・)
何とかそれらしいものを作り上げ いざカンファレンスへ!

実際のカンファレンスでは、
指導医であるS Dr.やN Dr.の通訳に助けられながら、
また 日本語を流暢に話し、
英語もゆっくりとわかりやすいように話していただいたDr.バーネットのおかげで、
思っていたよりも言葉の壁を感じることはなく有意義なカンファを行うことができました。















  










Dr.バーネットの話を聴いていると、
彼は患者さんに対して、
病気の事以上に
一人ひとりの育った背景や今後の人生について
深く考えられているということがよくわかりました。

Dr.バーネットの患者さんは認知症の方が多く、
それは高齢化が進む大牟田も同じような問題を抱えていることがわかりました。























理解できないことを理解する、
私たち医療者と家族で患者さんを支えていく、
このことを今後忘れることがないようにしたいと感じました。





そして
日曜日には待望の阿蘇・根子岳登山!


かなり険しく、
Dr.バーネットは結構きつそうにされていました。


指導医のS Drが英語で

『きついなら引き返しますか?』と聞かれたら、

『まだ大丈夫、でも多分ひきかえすかも』
と言われていたにも関わらず、

結局山頂まで到達したのはどうしてですか?(笑)



  












 

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カンファレンスでは回診も同時に行ない
健太Drはとても勉強になったと話していました。


山登り後は根子岳近くの温泉に一緒に入浴し
疲れを癒して談笑しながら皆で帰りました♪







2011年11月10日木曜日

Drバーネット 来る!!

米の山病院のBlogでも紹介した通り
( http://kome-net.jugem.jp/?eid=203 ← 気になる方はここからcheck!! )
明日11日(金)~14日(月)まで

アメリカニューメキシコ州より Dr.Peter Barnettを招聘し
研修医 指導医 全職員を対象とした
カンファレンスやFD その他楽しい交流企画を計画しております♪


明日からプログラム開始とあって
今朝の研修医達はPCに向かってひたすら病歴を英訳!

大変そうです・・

折角アメリカから来日していただくので
研修医達も半端な気持ちでは臨んでいません!!




・・一方の私も
Dr.Barnettの招聘に伴い 準備にあたふたあたふたっ


“Dr.Barnettの招聘を必ずや成功させる!”


お昼は気合を入れる意味も兼ねて
健太Drも誘って 2人で贅沢にも浜勝デリバリーをしました~


しかしなんとこの浜勝

注文の際 「大盛りで」と確かにお願いしましたが
届いたのは何と 通常の ↓


+ 浜勝が考える「大盛り」 ↓


「浜勝さんサービス良過ぎ!!」

2人してお腹一杯食べました♪

※ Dr.Barnett セッションスケジュール参加ご希望の方、
  0944-51-3311(内線:4040)までお気軽にご連絡下さい。

皆様からのお電話、心よりお待ちしております。

2011年11月9日水曜日

褒められた手技♪

~徒然なるままに~

今日は健太Drがカキコしてくれました♪


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CV挿入

こんにちは研修医Gです。
この前、
つもみたいに急にCV(中心静脈)カテーテル挿入を
院長先生から託され(投げられ)て、することになりました!

何回となくやった手技ですが、
最近はなかなかスムーズに成功することが少なく・・

指導医(NDrSDrのお世話になることが多かったので、

今日こそは!!!

ということで気合をいれていざ患者さんのもとへ!

必死に穿刺を行う研修医→(゜Д゜)・・・

<●><●> ←厳しいまなざしで見守る指導医



15分後~


ガイドワイヤーが一発で入らなかったりはしたけど
おおむね順調に終了!

指導医から
「注射器を持つ手のちゃんとした位置を覚えたのは、
 レジデントの中では一番早かったよ」

とお褒めの言葉までいただいて
気持ちも軽度高揚感を覚えてムッハー(゜∀゜*

これからはバシバシCV挿入しますよ!

あ、でも手術日に託すのは勘弁してください(笑)

※途中経過が省略されていますがヤラセではありません。


↓↓没ネタ(ヴェルターズオリジナル風)↓↓
私の主治医が処方してくれた、初めてよく効く抗ヒスタミン剤
それはアレジオンで14歳でした。
その効果は絶大で
以前飲んでたアゼプチンに比べて圧倒的に眠気と腹痛がなく、
こんな素晴らしい抗ヒスタミン剤をもらえる私は
特別な存在なんだと思いました。

今では私がお医者さん。

私が患者さんに処方するのはもちろんアレジオン・・・って
ここの病院アレジオンきってるじゃねえかああぁぁぁぁぁぁ!!!



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・・没ネタはともかく

↑の内容を拝見した私は

「健太Dr 褒められたんですか?」

気になって本人に聞きに行きました


健太Drが褒められたという外科指導医は
なかなか厳しい指導姿勢で有名なだけに

今回の出来事は健太Drもとても嬉しかったようです♪


噂のその手技
折角なので 無理言って医局で実演してもらいました(笑)


今回はこのカッコいい手技画像(ヤラセ)をもって
当Blogの〆とさせていただきます☆