今回は、5月14日(土)14時~16時にありました、
「外部講師よるカンファレンス&レクチャー」の様子をご紹介します☆
講師に、九州大学 医学研究院 医学教育学講座 助教 菊川 誠 先生をお招きして、まず研修医1年目のS先生の症例でカンファレンスが始まり、最後に菊川先生から「上司をうならせるプレゼンテーションのコツ」というテーマでレクチャーをしていただきました。
実際に参加をした、T先生の感想をご紹介します。
後期研修医Tです。
菊川先生のカンファレンスで特徴的なのは、カンファレンス参加者が(仮想的に)ファーストタッチの医師であるとして、症例提示者と一緒に患者さんの診察にあたっており、一緒に鑑別を考えていく、という設定で行われたことでした。
1年目研修医・(黒一点の)S先生が症例提示しました。
S先生はきびきびと症例提示されており、僕はうまく行くようにと念を送っていたのですが、心配は取り越し苦労だったようです。
主訴からどのような病態を想定するのか、鑑別疾患を挙げるのか。その一つ一つについて、可能性が高いか低いかを判断するために、どのような身体所見、検査所見がキーとなるのか…ということを考えていきました。
初期研修医のみなさんと、一日の終わりに後期研修医や指導医とのふりかえりの時間が設けられていて、僕も週に1度火曜日にご一緒します。その時に、菊川先生のカンファレンスのスタイルを実は取り入れております(…のつもりです)。自分が、初期研修医の方々と一緒に診療にあたっていたとしたらどう判断するであろうか(またどのように感じるであろうか)、と想像してやりとりしております。なお、基本、「いいね!」「すばらしい!」ばかり言っております。
興味深いお話しばかりで、とても楽しいカンファレンスとなりました。
菊川先生、本当にありがとうございました。